酸素カプセルから学んだこと その3
- by kiyoshi
酸素カプセルこそ「疲労回復の王道」
「酸素カプセルには疲労回復効果がある」と言われている事から疲労回復を期待して入ってその効果を実感できなかった人も多いのではないでしょうか?私は既に数百回と酸素カプセルに入っていますが、酸素カプセルから出て直ぐに「疲れが取れた」と感じたことがあるのは数回程度です。
では酸素カプセルに入ってどんな風に疲労回復が行われるのか?下の図を使って説明します。

A地点の特徴は、
- 寝ても疲れは抜けない
- 眠りが浅い
- 寝起きが悪い
- 昼間眠くなる
B地点の特徴(酸素カプセルに入った後で)
- 深い睡眠が取れている
- 睡眠時間が長くなる
- 朝スッキリと起きられる
- 夕方過ぎに強い睡魔を感じる
C地点の特徴
- 睡眠時間が以前よりも1時間近く短い
- 昼間に眠くなることはほとんどない(アクビがでなくなる)
- 短時間睡眠でも疲れが残らない
この様に酸素が疲労というものを直接除去したり麻痺させたりするのではなく、睡眠の質を上げて睡眠を通して疲労回復が行われます。このことが酸素カプセルがアスリートに愛用される理由かもしれません。
酸素カプセルに入ると「眠くなる人」と「頭が冴える人」がいます。全く逆の効果を感じるグループに分かれます。このことは人それぞれの体質ではなく、その人が今A地点にいるのか?それともC地点にいるのか?この違いによって生じた効果の差です。
是非この事を知った上で「酸素カプセルの疲労回復効果」を体験してみて下さい。そして自分がA地点だったのか?C地点だったのか?そして今どの地点なのか?ということを感じながら酸素カプセルを利用してみて下さい。
自律神経は疲労のセンサー(仮説)
B地点の特徴に「夕方過ぎに強い睡魔」に襲われることがあります。次にそのことについて説明します。
よく「酸素は交換神経優位に作用する」だとか「酸素は副交感神経優位に作用する」と言う方がおりますが、酸素はそんな単純なものではありません。この様に単純に決め付けた場合には、酸素カプセルに入ると「眠くなる人」と「頭が冴える人」に分かれることを説明できなくなります。そこで、こんな仮説を立ててみました。
- 自律神経には疲労センサーの働きがある
- 疲労センサーのスイッチをオンにするのが酸素
A地点の時は、疲労センサーのスイッチはオフ状態にあり、疲れているのに疲れを感知できず夜になっても眠くならない。そして眠りも浅い。酸素カプセルに入って体内に酸素を何時もより多く取ることで疲労センサーのスイッチはオンになり、疲労を感知して夕方過ぎに副交感優位になって強い睡魔を感じる。そして深い睡眠が得られる。
C地点の時に酸素カプセルに入ると疲労センサーのスイッチは既にオンになっていて疲労もないので交換神経優位は変わらず頭が冴る。
こんな具合にスッキリと説明がつきます。この仮説はほぼ間違いありません。
長く酸素カプセルに入っても疲労回復期間は短くならない
酸素カプセルは疲労を溶かしたり麻痺させるものではなく、自然な形で睡眠の質を上げて疲労回復を行うものです。酸素カプセルに入る時間を2倍にしても睡眠の深さは2倍にはなりませんし、よってB地点からC地点に移行する期間は二分の1にはなりません。B地点からC地点に移行する期間は2~3日の時もあれば数ヶ月掛かることがあります。その時の疲労の深度やその間の生活の負荷による影響によって長くなったり短くなったりするものです。
