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メジャーリーガー イチロー

 - by kiyoshi

ちょっとだけ横道に外れますが、

0:25のシーンがイチロー選手が息を吐きながらボールを打つ場面です。

Ichiro Suzuki vs Buju Banton

ここで息を吐くのは何故でしょう?

一般的に筋肉は、縮みながらパワーを生み出します。

その縮む筋肉とは反対側に位置する筋肉が必ず存在し、

この反対側の筋肉は、伸びることでその動きを邪魔しないようにします。

ところが”力む”とこの筋肉は硬直し、伸びを失い動作スピードを損なうことになります。

この現象を”共縮”と呼ぶ場合もあります。

「息を吐くことでこの”力み”を防ぎ、動作スピードを上げる」

これがイチロー選手の狙いだと推測します。

では、「息を吐きながら打てば誰でも簡単のヒットを打てるようになるのか?」

‥‥‥

それは無理です。

ヒットを打つために必要な要素はもっとたくさんありますから。。。

“力み”を取り除くために「息を吐く」という小さなことでも試みるイチロー選手には、

今後、現代医学の常識を打ち破って更なる高みを目指して欲しいと思います。



格闘家 ヒクソン・グレイシー

 - by kiyoshi

無敗の男 ヒクソン・グレイシー

無敗の男として世界的に有名なヒクソン・グレイシーの映像です。

2:35のシーンに階段を駆け上がり「息を吐き出し」ながら心拍数を測定する場面があります。皆さんは息が上がった時どうしてますか?ゼーゼーした時には息をたくさん吸おうとしませんか?逆なんです。全く反対なんです。

「息を吐くこと」は、酸素カプセルに入るのと同じこと

酸素カプセルは、肺胞内の酸素分圧を50~150mmHg高めるシステムです(こちらを参照)。呼吸も工夫(吐くこと)次第で肺胞内の数mmHg酸素分圧を高めることができます。その原理は

酸素カプセルから学んだ事 呼吸のメカニズム

で説明しました。その上昇は酸素カプセルに比べるとごく僅かですが、少しでも早く心拍数を元に戻す方法を知っておいて損はないはずです。逆にスポーツ選手にとってはとても重要なことですね。

その効果を計るには、映像にあるように心拍数を測定するのが一番わかりやすいです。たくさん酸素を取り込めれば心拍数が低下するのは早いし、酸素を上手く取り込めていない時にはなかなか心拍数は低下しません。日頃の訓練は欠かせません。

息を吐いて心拍数を下げてパフォーマンスアップ!

酸素カプセルから学んだこと スタミナ

 - by kiyoshi

スタミナのない一流選手はいない

スタミナがあっても一流選手に成れるとは限らないが、スタミナのない一流選手はいない。すぐに息が上がるチャンピオン・・・疲れ易いチャンピオン・・・いませんよね。スタミナがあればゲームの終盤に余裕が生まれるし、なんといっても他の人よりもたくさん練習ができます。このことは全てのスポーツに共通していることだろうと思います。

このことからスタミナのメカニズムを知ることが一流選手になるための第一歩と言えるのではないでしょうか。

心拍数とスタミナの関係

シドニーオリンピックの女子マラソン金メダリストの高橋尚子選手の心拍数が30台だったのは有名な話です。また、自転車ロードレーサーなども心拍数が極端に低いこともよく知られていることです。では、何故心拍数が低いとスタミナがつくのか下の図で示します。

体内が酸欠な状態になると呼吸が速くなり心拍数も高くなります。これは酸欠な部分にたくさん酸素を届けるためです。酸素は血液によって運ばれるため、血液の量が多ければ体内にたくさん酸素を運ぶことができることになります。体内へ送り出す血液量は心臓から送り出せる拍出量によって決まるため、この拍出量が多ければ心拍数は少なくすむというわけです。

ここまでは一般的によく知られた話。

これ以降は「酸素カプセルに入ると何故疲れにくくなるのか?」という説明になります。

血液中の酸素は肺胞内の酸素分圧と平衡状態を保つ

酸素カプセルに入ると肺胞内の酸素分圧が上昇することにより血液中に溶け込む酸素量はヘンリーの法則に従い増えます。

逆に酸素カプセルから出ると肺胞内の酸素分圧は直ぐに元に戻るので、血液中の酸素は平衡状態を保つために酸素を放出します。従って酸素カプセルに入って得た酸素を保存することはできません。

このことから酸素カプセルに入ると疲れにくくなるのは、酸素カプセルで得た酸素が体に残っているためではないことが分かります。

ポイントは”代謝”を上げること

上図の様に拍出量を増やせれば体内に多くの酸素を運べるため「疲れにくくなる」筈です。下記の記事で「酸素カプセルは代謝アップマシン」であることは説明しました。

代謝による体の変化というものはゆっくりと時間を掛けて変化していくものなので中々感じ難いものです。代謝というと「ダイエット」くらいしか話題に上がらないですしね。実は代謝こそ「健康の王道」なんです。

是非、強い身体作りに酸素カプセルを活用してみて下さい。

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酸素カプセルを理解するための基礎知識 ~平衡と拡散~

 - by kiyoshi

平衡状態

下図のように気体と液体が接したとき、気体の分子構造を崩さずにそのままの状態で液体の中に溶け込むという性質があります。液体よりも気体の分子が多い場合は気体から液体へ溶解し、逆に液体の分子が多い場合は気体へ放出します。気体と液体への移動がなくなった時の状態を平衡状態といい、常に移動のないこの安定した平衡状態を保つように振る舞います。また、平衡状態の時の分圧値は同値をとり、気体の分圧値をそのまま液体の分圧値として取り扱います。

ヘンリーの法則

気体から液体へ溶け込む量は気体の分圧に比例する」。これがヘンリーの法則で酸素カプセルはこの法則を利用して血液中に溶け込む酸素量を増やすものです。気体と液体(血液)の間には薄い膜が存在するのでこの透過ロスを経て血液中に溶け込みヘモグロビンと結び付いて全身に酸素が運ばれます。肺胞内の酸素分圧から膜の透過ロスを差し引いた値が動脈血の酸素分圧となります。

第一幸福丸の転覆事故

2009年10月に第一幸福丸が転覆し、船底の密封された空間に3名取り残されて4日後に救助されるという出来事がありました。この時「3日間どのように酸素が供給されたか?」ということがメディアで話題に上りましたが、上の法則を知っていれば、船内の酸素が減れば平衡状態を保つために「海水から酸素が放出されていた」という事が推測できる訳です。

拡散

煙は一般的に”濃い側”から”薄い側”へ拡がっていきます。決して”薄い側”から濃い側”へ集まり益々濃くなることはありません。これと同じ様に液体の中の酸素は必ず”濃い側”から”薄い側”へ移動します。これが拡散です。

酸素分圧の格差が大きい程、拡散する力は強くなりより広範囲に広がっていきます。これが「身体の隅々まで酸素が行き渡る」根拠となっています。

酸素カプセルを理解するための基礎知識 ~酸素分圧~

 - by kiyoshi

ボイルの法則とがダルトンの法則

地球上の大気圏内という一つの空間の中では、酸素の割合は20.9%均一です。しかし、大気圏内には重力が働き、気体に重さ(圧力)が掛かります。当然、地上に近い程重く、上空に向かう程軽くなります。ボイルの法則は、この重さを圧力に変えて圧力が高い程、体積が小さくなり気体の密度が高くなることを示しています。「高地の酸素は薄い」というのはこのボイルの法則を使って説明することができます。

空気というのは主に酸素と窒素の混合気体で構成されています。この混合気体の割合に従いそれぞれの気体毎の圧力の関係を示しているのがダルトン(Dalton)の法則です。この気体毎の圧力を分圧といいます。酸素の分圧を酸素分圧。窒素の分圧は窒素分圧です。大気圏内の酸素は20.9%、窒素は78.1%と一定なので大気圧さえ分かれば上表の通り酸素分圧と窒素分圧を算出することができる訳です。

大気圏内での酸素分圧の算出

これらの法則を使って酸素分圧の算出例を下図に示します。

気圧の単位は、「Torr」「atm」「hPa」「psi」「bar」などありますが、ここでは血圧でお馴染みの「mmHg」で統一します。字の如く水銀を何mm押し上げる力があるかを示す事になります。

酸素分圧の算出

酸素濃度[%] 窒素濃度[%] 気圧[mmHg] 酸素分圧[mmHg] 窒素分圧[mmHg]
100 0 1,520 1,520 0 医療用高圧(2ATM,100%酸素濃度)
450
(新生児は300)
長時間吸入しても安全とされる酸素分圧の上限値*
35 64 836 293 535 高濃度酸素カプセル(1.1ATM,35%酸素濃度)
20.9 78.1 988 206 772 高圧酸素カプセル(1.3ATM)
20.9 78.1 760 159 594 平地
20.9 78.1 700 146 547 低気圧(950hPa)
20.9 78.1 600 125 469 飛行中の機内
20.9 78.1 595 124 465 標高2,000[m]
20.9 78.1 462 97 361 標高4,000[m]
20.9 78.1 267 56 209 標高8,000[m]

*参考文献 オックスフォード生理学(Human Physiology. The basis of Medicine Second Edition by Gillian Pocock & Christopher D.Richards in 2004.)

酸素カプセルが人体に与える影響はこの酸素分圧のみ

酸素カプセルに入って人体に与える影響はこの「酸素分圧」が全てです。外気の酸素分圧が上昇したことによって、呼吸によって肺胞内の酸素分圧も自動的に上昇し、血液に溶け込む酸素量も自動的に上昇する仕組みになっています。

  • 新生児の場合、安全利用のための酸素分圧値が低いこと

これで新生児や妊婦さんに酸素カプセルの利用を控えて頂いているのはこのためです。

  • 高濃度酸素カプセルの場合、窒素分圧はほとんど増えないこと

窒素分圧は減圧症の一因と言われていますから、その心配が全くないことをここで読取れます。

酸素カプセルから学んだこと その3

 - by kiyoshi

酸素カプセルこそ「疲労回復の王道」

「酸素カプセルには疲労回復効果がある」と言われている事から疲労回復を期待して入ってその効果を実感できなかった人も多いのではないでしょうか?私は既に数百回と酸素カプセルに入っていますが、酸素カプセルから出て直ぐに「疲れが取れた」と感じたことがあるのは数回程度です。

では酸素カプセルに入ってどんな風に疲労回復が行われるのか?下の図を使って説明します。

A地点の特徴は、

  • 寝ても疲れは抜けない
  • 眠りが浅い
  • 寝起きが悪い
  • 昼間眠くなる

B地点の特徴(酸素カプセルに入った後で)

  • 深い睡眠が取れている
  • 睡眠時間が長くなる
  • 朝スッキリと起きられる
  • 夕方過ぎに強い睡魔を感じる

C地点の特徴

  • 睡眠時間が以前よりも1時間近く短い
  • 昼間に眠くなることはほとんどない(アクビがでなくなる)
  • 短時間睡眠でも疲れが残らない

この様に酸素が疲労というものを直接除去したり麻痺させたりするのではなく、睡眠の質を上げて睡眠を通して疲労回復が行われます。このことが酸素カプセルがアスリートに愛用される理由かもしれません。

酸素カプセルに入ると「眠くなる人」と「頭が冴える人」がいます。全く逆の効果を感じるグループに分かれます。このことは人それぞれの体質ではなく、その人が今A地点にいるのか?それともC地点にいるのか?この違いによって生じた効果の差です。

是非この事を知った上で「酸素カプセルの疲労回復効果」を体験してみて下さい。そして自分がA地点だったのか?C地点だったのか?そして今どの地点なのか?ということを感じながら酸素カプセルを利用してみて下さい。

自律神経は疲労のセンサー(仮説)

B地点の特徴に「夕方過ぎに強い睡魔」に襲われることがあります。次にそのことについて説明します。

よく「酸素は交換神経優位に作用する」だとか「酸素は副交感神経優位に作用する」と言う方がおりますが、酸素はそんな単純なものではありません。この様に単純に決め付けた場合には、酸素カプセルに入ると「眠くなる人」と「頭が冴える人」に分かれることを説明できなくなります。そこで、こんな仮説を立ててみました。

  • 自律神経には疲労センサーの働きがある
  • 疲労センサーのスイッチをオンにするのが酸素

A地点の時は、疲労センサーのスイッチはオフ状態にあり、疲れているのに疲れを感知できず夜になっても眠くならない。そして眠りも浅い。酸素カプセルに入って体内に酸素を何時もより多く取ることで疲労センサーのスイッチはオンになり、疲労を感知して夕方過ぎに副交感優位になって強い睡魔を感じる。そして深い睡眠が得られる。

C地点の時に酸素カプセルに入ると疲労センサーのスイッチは既にオンになっていて疲労もないので交換神経優位は変わらず頭が冴る。

こんな具合にスッキリと説明がつきます。この仮説はほぼ間違いありません。

長く酸素カプセルに入っても疲労回復期間は短くならない

酸素カプセルは疲労を溶かしたり麻痺させるものではなく、自然な形で睡眠の質を上げて疲労回復を行うものです。酸素カプセルに入る時間を2倍にしても睡眠の深さは2倍にはなりませんし、よってB地点からC地点に移行する期間は二分の1にはなりません。B地点からC地点に移行する期間は2~3日の時もあれば数ヶ月掛かることがあります。その時の疲労の深度やその間の生活の負荷による影響によって長くなったり短くなったりするものです。

酸素カプセルから学んだこと その2

 - by kiyoshi

「老化」とは細胞が減少していくこと

医学界でいう「老化」とは、細胞が減少していく過程を示すそうです。細胞は長くその状態を維持するのではなく、死滅と分裂を常に繰り返しながら恒常性を保とうとしています。これを「代謝」といい、呼吸と心拍に使うエネルギーと併せて基礎代謝として次式で表すことができます。

基礎代謝量(kcal)=【安静にした状態で体内で消費した酸素量(L/日)】×3.941

つまり体内で消費する酸素量の低下が基礎代謝量を押し下げ、細胞の代謝エネルギーを落とす。これが細胞の減少を導くことになります。

動脈血の酸素量は年齢を重ねる毎に減少する

下図は、「Arterial Blood Gas Reference Values for Sea Level and an Altitude of 1,400 Meters(1999年)」という論文の中で年齢と動脈血の酸素分圧(酸素量と比例関係にある圧力)との関係を示したものです。これから年齢を重ねると体内の酸素量が減り、つまり代謝が減ることがわかります。

年齢と動脈血の酸素分圧の関係

老化現象と酸素カプセルの効果

老化現象とは、

  • 体力の低下・疲れ易くなること
  • 髪の毛が白くなる白髪
  • 近くの物が見えにくくなる老眼
  • 疲労回復の遅れ
  • 物忘れなど記憶力の低下
  • 身体のコリ・固まっていくこと

など他にもあります。一方酸素カプセルの効果でよく目にするのは、

  • 疲れ難くなる
  • 目がクリアに見える
  • 疲労回復が早い
  • 記憶力の高まる
  • 肩こりなどが楽になる

となります。体内の酸素量が加齢に従い減るのとは反対に増やすことで反対側の効果がでることで整合性は合いますね。

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活性酸素

 - by kiyoshi

活性酸素は老化・生活習慣病の原因

多くの研究成果より「活性酸素は老化・生活習慣病そして癌の原因である」ということは間違いのないことです。また、活性酸素はウイルスを攻撃する機能を併せ持ち免疫機能としての働きも担っていることも知られており、単純に活性酸素を減らればよいというものでもないようです。

問題はこの活性酸素がどんな時に増えるか?ということになります。

加齢と共に酸素の摂取能力は下がる

活性酸素は、酸素分子の周りに存在する電子の数が増減した不安定な構造になっていることから「呼吸から摂取した酸素が変質した」と考えるのが一般的です。

「ならば呼吸を止めればよいのではないか?」こんなことを考える人はいませんよね。体が酸素を必要としているから呼吸をしている訳で、これを止めて生きることはできません。

ここでもう一度「活性酸素は生活習慣病の一因である」ということを思い出して下さい。生活習慣病は加齢と共に一般的には増えます。また、本サイトで何度も紹介している通り動脈血の酸素分圧は加齢と共に減ります。つまり、活性酸素は呼吸で摂取した酸素が変質したものであるなら次の関係が成り立つ筈です。

加齢→体内の酸素量の減少→活性酸素の増加→生活習慣病の増加

また、病気の一因が低酸素という説もあり、この事ともバッチリ整合性は合います。

長時間吸引しても安全な450mmHgの酸素濃度

では逆に「体内の酸素量を増やせば増やすだけいいのか?」というとそんなことはありません。世界的には「長時間吸入しても安全とされる酸素分圧」という数字があり、それが酸素分圧450mmHgとなっています。

酸素カプセルの老化防止効果

以上の説明で、深呼吸も運動も安心して実施できることに納得して頂けたでしょうか?深呼吸や運動をして酸素を多く取ったからと言って活性酸素が増えて生活習慣病が増えるというデータはもちろんなく、「深呼吸と運動が健康にいい」なんてことはここで取り上げるまでもなく当たり前なことです。また、酸素カプセルは「長時間吸入しても安全とされる酸素分圧450mmHg」以下に設定されていますから安心して入ることができます。

活性酸素はもう一つ老化の原因とも言われています。このことから酸素カプセルが老化防止の効果があることにも納得してもらえますか?酸素カプセルの老化防止効果を感じている人は決して少なくなありません。

酸素カプセル→体内の酸素量の増加→老化原因である活性酸素の抑制

ということになります。

酸素カプセルから学んだこと その1

 - by kiyoshi

酸素カプセルから学んだこと

私は、以前からヨガなどには興味はありましたが、「呼吸」には全く興味ありませんでした。インストラクターが「吐いて、吸って」というのに合わせるだけで、それに「どんな意味があるのか?」など考えたこともありませんでした。

しかし、酸素カプセルに入る様になってから呼吸の意味などを考える様になり、酸素カプセルの効果と既存する「呼吸法」などの効果が非常に似ていることに気づき(今考えると当たり前ですが。。。)、改めて呼吸の大切さを考える様になりました。

様々な「呼吸法」を調べてみると何故か「吐くこと」を強く説いています。その意味を我流で理解したことをまとめます。

呼吸を風船を使った簡易モデルで理解する

「呼吸とは何か?」と問われたら、ほとんどの人は「酸素を吸って二酸化炭素を吐くこと」と答えるでしょう。これで正解ですが、もう一つあまり取り上げられることがない「使った酸素を吐いて、新鮮な酸素を吸う」という働きもあります。

酸素カプセルは体内に多くの酸素を取り込むためのシステムですが、呼吸も工夫次第で酸素カプセルと同じ様に多少多くの酸素を取り込むことができることを下図の風船を使った簡易モデルで説明します。(※ここでは二酸化炭素とのガス交換についての説明は省略します)

ここでは外気と同じ20.9%の酸素濃度で呼吸を比較すると僅かな差しか出ないので、外気の酸素濃度を100%、風船の中身には酸素はゼロとして簡単に違いを判別できるようにします。

「吸う呼吸」

1Lの風船に100mLの外気を吸うと風船の中身は、

{(0%・1,000mL)酸素+(100%・100mL)酸素}/1,100mL

となりますから風船の中の酸素濃度は9%となります。

「吐く呼吸」


次に風船の中身を100mL吐いてから100mLの外気を吸うと風船の中身は、

{(0%・900mL)酸素+(100%・100mL)酸素}/1,000mL

となりますから風船の中の酸素濃度は10%となります。

使い終わった酸素を吐いてから吸う!

使い終わった酸素を残したまま新鮮な酸素を吸っても薄まってしまうので、始めに使い終わった酸素を吐いてから新鮮な酸素と取り込んだ方が効率よく多くの酸素を取り込めるということですね。

酸素カプセルよりも効果を感じるのに時間はかかりますが、通勤中やメールを読みながらでも簡単にできることですので是非試してみて下さい。(最低でも1年以上は続けて下さいネ!)

こちらに格闘家 ヒクソン・グレイシーがトレーニング中に息を吐きながら心拍数を測定している動画があります。こんな風に呼吸を工夫しているスポーツ選手は少なくありません。パフォーマンスアップにもこういった小さな工夫の積み重ねが大切なんだと思います。

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